【アメリカ生活 回想録】 その11

【アメリカ生活 回想録】 その11

思い出したら、書いていこうと決めていたアメリカ生活。
突然、アダルトスクールのことが頭に浮かんできた(画像はイメージ。どこからか拝借)
アメリカ大統領選のことを受けて、イランの大統領が発言しているニュースを見て、あるイラン女性を思い出した。
アメリカに住み出した時に、英語が母国語でないの人のためにあるアダルトエデュケーションスクールに通うことにした。通称アダルトスクール、大人のための学校。子供はいない。公的なシステムで、誰でも通うことが出来る。授業は無料でテキストが$10くらいだったと。。
そんなわけで、いろんな人種、いろんな国の人間がここに集まっている。言ってたクラスでは20人もいないくらいだったと記憶しているが、みんな英語がひどい(笑)それでも、一生懸命に話そうとすることでスキルが上がっていく。せっかくアメリカに住んでるんだから、全員が積極的だ!と言うか、日本人がシャイすぎるのだ。海外では話すことが当たり前だと感じる。フランス人の男は特に発音が聞き取れなかったり、中国人のNikeが肉って発音だったり、たまらなく面白い!

そこで会ったイラン女性と話してたことを思い出した。
当時のロサンゼルスは治安が決して良くはなく、数年前に暴動が起こったりした街だった。
それで、僕の方から
「ロサンゼルスは危ない所が多いと聞いてるが、女性はより危険なのでは?」と。
イラン女性の返事はシンプルだった。
「Life is always dangerous!」

女性にとってイランは安全に住めない国だったのかな?イランのことを知らないから言えないが、人権に関してはとんでもない国があちこちに実在するから。。
ただロサンゼルスはイランに比べれば危険ではない!ということではなく、どこに住んでも安全は自分の意識で作り上げないといけない。自分で選ばないといけない。ということを感じた。
それからのロス生活に役立ったことは間違いない。
日本人は安全はタダ!みたいな感覚がある。海外に住むとそこはすべての面で感じるところ。国家というものがあって、普通に安全が保たれていることに感謝することも大切に思う。
「Life is always dangerous!」

今まさにウイルスとの戦いが始まったばかりかも知れない。
それを兵器として利用する国が出てくるかも知れないことは、以前から兵器のABCとして一般社会でも周知の事実。今回がどうだったかは今後検証されるかも知れないし、検証されないかも知れない。いずれにしても、覇権国家の恐ろしさは、自分も含めて今の日本人には想像もつかないものなんだろな。

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