【末期ガンからの生還】回想録 その3

【末期ガンからの生還】回想録 その3

待ちに待った検査の日、彼女が帰ってくるまでドキドキしてたのを覚えている。

肺がん、肝臓がん、大腸がんは変化なし。
胃がんはMRI上、見えなくなった。

ガンが消えて無くなったということだ!
すごい!できすぎ!!

全てのガンについて、「消えるか、あるいは、大きくはなっていない」ということは、最初の目標は達成したということだ!

これは大きな一歩。
くどいようだが、約2週間で、成長したガンはゼロ♪

余命3ヶ月と診断されたの3ヶ月近く前、彼女の時間はほとんど残ってなかったわけだが、ガンの成長が止まった事で、すぐに死ぬことはなくなったということだな。

さらに、胃がんがなくなったことで、これから打つ手が増えたわけだ。希望が少しだが見えてきた気がした。

そんなわけで、今までの治療サイクルにさらにやる気がみなぎってきた。
ジュースも1日1リットルを超えて、さらに多く飲むように心がけたり、温熱も熱いのを我慢するようになったり、サプリメントも始めることにした。

サプリメントに即効性はないので、主役にはなり得ないのはわかってる。それを大前提にして、なるべくガンにフォーカスしたものとして、ピクノジェノール配合のアンチオキシダント・コンプレックス、A-Zincなど、抗癌性があると言われているものをピックアップして戦力に加えることにした。

実際は、これらがどれだけの効果があるかはわからない。自分が摂り続けてきた世界一のサプリメントのブランドの力を信じたいだけだったのかもしれない。その時は必死だった!

毎日、一番、気を使ったのは、彼女の心のケアだ。
当たり前だが、全く希望が持てないのだ。
何を話していても、うまくいかない。
いっつもご機嫌モードの自分でもどうにもならない負のオーラ。

これが強敵なわけだ。

時々は海にドライブにも行ったりもした。

ロサンゼルスにはいっぱい海岸がある。誰でも知ってるサンタモニカビーチ、ベニスビーチ、他にも、レドンドビーチ、マンハッタンビーチ、ニューポートビーチと近場でいろいろある。

連れていくと喜ぶかも?と思い行ったのだが。。
チーン♪(笑)

ま、仕方ない。気分転換にはなったはず!と決め付けて、また帰ったら、いつものサイクルだ。

自分が楽しくやってればいい。

末期がん患者が明るかったら、それはそれでおかしい。だから彼女はおかしくない。こんなことを引き受けた自分が一番おかしいのだ。

とにかく、放って置けない気持ちだけで、毎日必死でやり続ける。

不安がないかと言えば嘘になる。不安、大ありで、誰かに相談したい。でも、誰れも分からない話を相談しても解決にはならない、自分で判断するしかない。

引き受けた限りはやり抜く!ただそれだけ!

そんなこんなで、あっという間に、また2週間が過ぎ、次の検査を受ける日がきた。

(続く)
https://bunsei.net/2020/10/06/post-260/

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