20歳台後半からの10年以上前から感じていた期外収縮という不整脈、どんなに体に良いものを入れても年々ひどくなる一方で、30歳台後半は寝る時にこのまま死んでしまうんじゃないかと思いながら寝入った夜も何度かあった。思い出すと辛い!怖い!
三井先生のおかげで重度の不整脈の辛さから解放されたわけだが、そんな自分が何を思ったのか、嫁に「ぶんちゃんと走るのが夢なのよ!」の言葉で誘われるがままにホノルルマラソン42.195kmをトライすることにした。
不整脈は普段はほとんど起きなくなったものの、決して完治したわけではない。なので、脈拍をモニタリングしながら150bpmまで上がると走るのをやめて歩く。120bpm以下になれば走り出す。そうしながらゴールを目指すことにした。
さて、僕をフルマラソンに誘った嫁はどうかというと、3年前の2001年10月はステージ4。肺に直径7.5cmのガンを始め、他に、胃、肝臓、大腸と、アメリカの大学病院で見放された状態で僕と出会った。
三井温熱療法ともう1つ欠かせないものを体に入れることで、たった3ヶ月でガンがMRI上からすべて完全に消え去ったものの、その処方をやめると、たった4ヶ月ほどで、膵臓と鼠蹊部にガンが復活し無数に点在する状態になってしまった。その後の頑張りでガンも落ち着いたようになってきたので、このマラソンにエントリーしたわけなんだが。。。
考え方の基本は、ガンと言っても大きくならなければただの出来物。痛まなければ良しとしていたからできたことだった。
ただ、このマラソンの時に肺に穴が空いてしまったようで呼吸音がすごく苦しそうだった。たとえ肺がん直径75mmは消えても、やはりその影響が肺に残っているのは間違いなかった。普通の人の細胞よりは弱いんだろうと推測する。
結果、2人でボロボロになりながらも完走できた。
記録は9時間37分。
よく頑張ったものだ!