何が正しいのか?デイケアというシステム

何が正しいのか?デイケアというシステム

今朝は父の介護認定でケアマネージャーが実家に来てくれてる。母が老健に入ってから気が滅入ってるからか、ヨボヨボがひどくなっている。こういう時は実の子供より他人の方が進行を遅らせてくれるようなので頼るのが賢明だと思う。介護レベルが上がることを願う。

その中で気になったことを書き残しておくことにする。

まず、父は知能的にはまだそれほど悪くなっていない部分がある。
母に関することだけでなく、少しボケたかと思うこともあるが、しっかり話してくれることの方が多い。

今日父からあった話。
父「前に行ってたデイサービスのやまきだけど、コロナが出たらしい。」
僕「えっ?職員に?」
父「いや。僕らのように通ってる人がコロナになったと聞いた」
僕「誰から?」
父「・・・さんから」
僕「あの人が言うなら間違いないね」
父「それで、今日来たケアマネに言ったら、なんと!誰から聞いたのか?と何度も聞かれた」
僕「それは間違い無いと言うことやね」
父「問題はそこなんや。介護関係はコロナが出たことが問題ではなくて、誰がそれをバラしたのか?が問題になってる」
僕「信用できないケアマネやね」
父「僕ら側に立ってるように見せてるけど、間違いなく、施設運営側の人間ですわ」
父「行こうと思ってた近くのデイケアも行くのを止めようかと思ってる」
僕「マスクをしてでも行った方がいいよ。これ以上動かないと、本当に寝たきりになるよ」
僕「ヘルパーさんが来てる時もマスクはしておいた方がいい。外の人と接する時はマスクが基本よ」
父「ちょっと考えるわ」

やまきを調べてみたら、ブログは11月で止まっていて、コロナが出たことなどは書いていない。
なるほど!
こういうシステムなんだ!と理解した。

誰かが感染したことを公表すれば、そこに通う全員が濃厚接触者になる。客も減る。できれば、知ってる人間を最小限にしたいとのことだな。

それにしても、こんなことして、本当にコロナを封じ込められるんだろうか?
いや!無理だな!

元々、コロナと老人ケアは綱渡りのシステム。
ここに若い無症状の人間が絡んで、誰も何も案が浮かばない状態なんだろうな。

自分の身は自分で守る

当たり前のことなんだが、それができない認知症の人間は母のように集団生活者以外はプロしか入れない施設にしてしまうかで無いと難しい。

通いのデイケア

まさに綱渡りのケア

「誰から聞いたのか?」そこしか話しがないケアマネージャーに、大昔のジョーズという映画で、海水浴で儲ける時期に起こった事件に対して「サメの被害者が出たことをひた隠しにする市長」と人物像がダブる。
介護の世界も被害を最小限に食い止めるよりも、このシステムを続けさせることの方が大事なのだろう。

お世話になっているから、あまり強く言えないが、誰が正しいのか?本当はわかってる気がする。

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