【アメリカ生活 回想録】 その5

【アメリカ生活 回想録】 その5

日本から来客が増える中、ディズニーランドに行きたい。
ナッツベリーファームに行きたい。
など、いろんな要望に応えてると、自分の知ってるロサンゼルスを目玉ツアーにして、アメリカのビジネスを進めて行こうというアイデアが浮かんだ。
元ネタはもちろん、ロサンゼルスに住む友人からであったり、自分が時間をかけて探した物であったり、いろいろである。
その中で3泊5日でできる範囲に厳選して、ぶんちゃんツアーが出来上がった。
主役はもちろん、アメリカの主体になるビジネス。そこの農場見学・工場見学。ツアーに参加できるのは、そのビジネスメンバーでアメリカビジネスに興味のある人に限ること。
参加費は15万円ぽっきり!
この中に往復の飛行機代、空港使用料、ホテル代、レンタカー&ガソリン代、ユニバーサルスタジオ入場料、Lawry’s The Prime Rib の食事代、全てを含むツアーに仕上げた。
儲けはまるで無かったが、メンバー数も増え順調だった。
一度、親をツアーに参加させたが、あまりのボリュームと価格の安さに安心するどころかかえって心配させてしまった。
確かに、自分にもっと商才があれば儲けれただろう。実際、25万円払っても全く文句の出ないツアーだったから。
ま、でも、楽しかった♪

儲け度外視で全員を歓迎した。
そのことをみんな覚えていてくれて、今も、その時の人脈は生き続けていると信じている。

ツアーがない時はネタ探し?
いろんなところを楽しむために、あちこち行った。

ターミネーターの舞台になったグリフィス天文台、
トゥルーライズのボナベンチャーホテル、
ダイハードのセンチュリーシティ、、、
遊園地ではユニバーサルスタジオ。詳しくは次回にでも書くとして、連れていく人全員が楽しんでいた。
他にも、世界一のシックス・フラッグス・マジック・マウンテン。残念ながら2019の火災で被災し今だに復旧できていない。絶叫系が好きな人でここを知らない人はいないくらいの遊園地だ。何度行ったか覚えてないくらい行った。ここはぶんちゃんツアーに入れず番外編だった。あの時に比べてすっかりジジイになったが、また行けるなら、連れて行ってあげたいものだ。

ロスに来たら、行った方が良いところはどこ?と聞かれれば答えに困るぐらい、いっぱいある。

たかが1週間では回りきれない、ましてや3泊で回れるところなんかは、何十分の1だ。
それでも、その時のメンバーを見てオーダーメイドなツアーに仕上げる。
女性ばかりだと、ショッピングは欠かせない。
ビバリーセンター、センチュリーシティ、デルアモファッションセンター、、、などなど。
ドレッシーに仕上げて、ローリーズのようなちょっと高級なレストランもウケがいい。
高級住宅街を回るのは誰にでも大ウケだった。ビバリーヒルズ、ベルエアーは言うに及ばず、パロスバーデスは特に最高だった。ガラスの教会なんかもプラスしたりして。
マリブを見てもそうだが、アメリカのお金持ちはちょっと桁が違う。個人の家には決して見えない。昔から富は独占されているものだ。何をして生きるのか?そこには人生のゴール。生き方が集約されている。人との距離感や顔色を伺っていては、こんな家には絶対に住めないだろう。
そんな気持ちにさせてくれるアメリカという国は自由を求め、成功を求め、この国に渡った数えきれない成功者の影が見える気がする。ありがたい!
(続く)
https://bunsei.net/2020/10/25/post-331/

アメリカ生活カテゴリの最新記事