【末期ガンからの生還】回想録 その5

【末期ガンからの生還】回想録 その5

時系列的にはこの前の投稿で書いた方が良かったかもしれないことなんだが、実は、この検査の前に、どうしても日本でやらないといけない仕事が2つあった。彼女と出会う前に引き受けてしまった仕事だ。

3週間でも日本に戻ってれば予定をこなせるんだが、今の彼女に3週間は長すぎる。

3泊5日を2回にした。

短くしても自分が留守の間、気になっていること。

ちょっと前から、彼女の呼吸を妨げるものが肺からが上がってきているようだった。痰よりは大きく、息が止まりそうになりながらも、何とかして口から出していた。

大丈夫かな?と思いながらも、彼女には「なるべく誰かといるように」言って、アメリカを発った。

1回目の渡航では問題はなかったが、2回目は友人の医師に吸引機を持ってきてもらったが、それでは吸引できなかったとのこと。かなり粘性が高いし、痰より大きいし。大変だったことは想像できる。

さて、検査結果だが、

肺がん 6.5cm→5.5cmに縮小

肝臓がんはそのまま

胸にはまだ影が出ていたようだが、全て点のように小さい物だった。

極めて、順調に小さくなっている。

担当医師もそのジュースを知っており、そこまで効果があることに驚いていた。

いやいや、三井温熱療法との併用だから、これだけ効くのであって、出会った時の血を吐きまくってた状態にジュースだけでは命がもたなかっただろう。三井温熱の即効性、ジュースによる異物質の排除がガン攻撃の共闘になっていると思う。

体は常に複雑な動きをする。臓器がそれぞれコミュニケーションしながら健康を保つ。何かを摂れば、はい!OK!と考えるのは浅はかかなことだと思う。

そういう意味で、サプリメントにもこれから活躍するかもしれないと期待しているわけだ。ただ、前述の2つの共闘でガンが小さくなるスピードがあまりにも速いので、サプリメントも効いてくれるとは断定できないのだが。。

次の検査は3週間後、結果が期待できそうだ。思っていたよりもスピード感を持って、体内の癌細胞を駆逐してくれているようなのだ。とにかく、もっともパワーを持っていると思われる肺がんが小さくなってくれていることは、彼女自身のうちなるパワー、希望が力になってくれている。この雰囲気のままに回復への流れに乗せてしまいたい。

気になっていることもある。

肝臓がんについては、ほとんど変化が起きない。次の検査では少しでも結果が出るように、バイブルと言える三井先生の本「注熱でガン・難病が治る」を見ると、注熱部位が赤くいろどられている。肝臓はそのほとんどが肋骨の下にある。

反応が鋭敏な肋骨のアチチ反応にも、特に注意して施術するようにした。ま、体中が熱いところだらけで命がかかってないと耐えられないレベルの施術だった上に「ここにもか!」ということだったと思う。温度設定についても、この頃はすでに最高温度の86℃で施術していた。熱さも半端なかっただろう。

それでも、「希望」の力を借りて、彼女の了解を得る。そして、遠慮なく、しつこく熱を入れていく。

(続く)
https://bunsei.net/2020/10/08/post-278/

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