本格的にマラソンのトレーニングを始めて3年。
最初の1年は思う通りに体が動かなかったが、それなりに調べたり、武庫川をひたすら走ったり、ハーフマラソンもフルマラソンもエントリーして頑張ってきた。
その成果を結果に結びつける時がやってきた。
気合十分!スタートから4時間ペースで走る。
トレーニングというのはすごいもんだ!
ちっともしんどさを感じない。
カピオラニ公園をスタートから1時間ほどで超えて、ダイヤモンドヘッドの登り坂を走っていく。この頃、夜が明けてくる。
だんだんと暑くなってくるが調子がいい。
さらに暑くなって、ハーフ地点のハワイカイをぐるっと回る。
戻りのH1高速はめちゃくちゃ暑い。
カハラ地区に入ってから、体の調子がおかしい。
体が熱すぎて死にそうだ。帽子の下にエイドでもらった氷を入れるが、足が進まない。ダイヤモンドヘッドの途中で完全に足が止まる。倒れそうで走ることも歩くことも怖い。
一体なぜ?考えてみた。
そこまでの大会で、どうしてもおしっこがしたくなって4時間が切れなかった。
それで、水を取る量を少なくしたんだった。いわゆる熱中症になりかけてるってわけだ。
途中から水分を多量にとってるので、ゴールまであと3kmほど。なんとかしたいのだが。。。倒れたら、救急車。すなわち完走できない。ずっと休憩するしかなかった。
そこへ、仲間がやってきた。
ありがたい。
もしものことがあれば、救急車を手配してくれと頼んでおいて、一緒に走る。
最後まで走れた。足は余っていたようだった。
なんとかゴールできた。
記録は5時間00分2秒。
これでも自分にとってホノルル最高記録だ!