抗がん剤治療

抗がん剤治療

もう数年前のことになるが、相談を受け、家内の治療方法を伝えた友人が亡くなった。
彼から相談を受けたのは8年だったか9年だったか、それぐらい前だった。小細胞性肺がんと診断され、手術はできないとのことで、すぐに抗がん剤治療を受け出した。最初は抗がん剤が効いて腫瘍マーカーが減ったのだが、段々とガンが息を吹き返し腫瘍マーカーが上がってきたらしい。そんな中、ある日、家内の肺がんはどうやったのかを聞いてきた。全ての話しを聞いた上で試してみることにした。

とは言え、試してみるレベルは部分的で、ある期間でもそっくりそのままやるというものではなかった。

理由は「医師から離れたくないから」と話してくれた。

自分には理由がわからなかった。
なぜ?
なんでもっと調べて判断しないのか?

今は理由がわかっている。
医師に任せることで、煩わしい判断を必要としない「まな板の鯉」状態を実は望んでいること。何よりも大病院の先生の判断は安心だということ。

そんなことで、彼は、温熱治療も適当に、そして、ジュースも決して量を増やすことはなく、健康体の僕が飲んでる量よりも少なかった。

なんでそんな中途半端なのに試そうと思ったのか?
そこも不思議だった。

抗がん剤はいろいろあるようで、4、5年かけて、どんどんキツいものに変わっていった。
パターン的には同じで、最初は抗がん剤が効いて腫瘍マーカーが落ちる。そのうち、また腫瘍マーカーが上がりだす。そして、より強い抗がん剤に変える。

ある時、彼が僕に言った。

もっとジュースを飲む!と。
量的には僕の飲む分量ぐらいに増やすことになった。
おっ!と思ったが、治療の柱は相変わらず医師の言う通りだった。

「すごいな!このジュース!抗がん剤でボロボロになった指が復活してきた。口内炎も治まってきた。」と、彼が言う。

「そうかもしれんけど、こんな天然成分は強い抗がん剤との力関係で勝負は見えている。」と内心では思っていた。
「強い抗がん剤を体に入れている時はジュースの効果は全く期待できない」が結論だ。

数年して、彼は亡くなった。
90kg近くあった体重が、最後は50kgないくらいになっていた。

闘病生活の中で、奥さんから何度も「抗がん剤を止めるように言ってください」と頼まれた。社員からも。。
もちろん、何度も言ったが、彼は聞くことはなかった。

この時に思ったこと。
「抗がん剤を使いながらも、ガンを撲滅させるようなものを探さないとダメだな!実践的には使えない!」

まだ身の回りで試してはないが、今、自分が摂っているものの中で、1社だけ使えそうなのがある。万人に聞くとは限らないし、法律のこともあるからここに情報は載せれないが、医療データを見るかぎりではかなりの効果が期待できる。

次に相談受けた時には、そちらを紹介してみようと思う。

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