50歳でマラソンを本格的に始めたいと思い、85kg近くあった体重を落とすことにしたのは、ここでも書いているが、結果的に15kg以上痩せた後に皮膚が余ってしまって、首や顔、そしてお腹の皮膚がたるんでしまった。
あれから15年。
今はいい歳になって、別の意味でたるんでいてもおかしくない。
ところが、50歳のあの瞬間よりはたるんでいないかも知れないとも思う。。。
そんな風に年を取ると、顔のたるみが気になるという人は多いのではないかな?
たるみを書こうと思った時に思い出したことがある。
20年以上前に日本に進出してきたMLMの化粧品で、この点に着目したものがあり、たるみの原因を皮膚の空洞化によると断定していた。
初めて知った「たるみのメカニズム」なので本当かどうかを検証するより、サインして製品を使ってみた。
めちゃくちゃいい製品だった。
皮膚に違和感なく、中がつまって来る感じ。
おそらくちゃんとした研究機関で結果を出して世に送り出されたものなのだろう。
しかし、残念ながら、その会社は日本から撤退してしまい製品を手に入れる事は出来なくなった。
まあ、名前も忘れたぐらいなので、自分の興味もそこまでだったのだろう。
大体MLM(マルタイレベルマーケティング)という経済学での専門用語も、日本人にかかればマルチ商法と言い換えて、うさんくさいビジネスの一言で片付けられる。
ハーバード大学やスタンフォード大学で教えられている学問であろうが関係ない。日本では有識者はマスコミに操られ、そして、一般人はマスコミや出演する有識者に操られる。
確かに、MLMの中には製品開発や製造にお金をかけていなかったり、そもそも効果の裏付けがないものまである。
そんな製品には現金返済保証というものがない。使用後にクレームをつけても返金はされない。
あきらかに製品に自信がないのが見える。
顧客にリピートしてもらう事が生命線のはずのMLM。
その根本がなく、ねずみ講的発想で会社を起こし、数年も持たずして消えていく、いや自ら消し去るつもりで起したビジネスがほとんどなのだ。
MLMの評判がよろしくないのは、そういう企業に出会った人の発信もあるのだろう。
しかし私自身、コマーシャルにお金をかける企業の製品を全く信じていない。今時はテレビから流れるニュース自体を信用していない。だからテレビCMで見たら余計に買わない。
CMだろうがMLMだろうが製品の良さをエビデンス付きで発信してない限り、それを信じることはない。理系の頭の中は似たようなもので、このブログを読んでいる人の中にも同じ意見の人がいると思う。
市販のものの中にも良いものもあって、たまーに、これ最高!って買ってよかったと思えるものもある。そういうのって、やっぱりCMしていない。
自分の経験から言うと、日本で長年続いているMLMは間違いなく製品が良い。
これは本当にそうだと思う。
それこそ、CM商法のものとは比較にならないぐらい良いものが多い。
上に書いた化粧品は、おそらくアメリカで手に入るのだろうが、MLM企業はその国で認可を受けて開業するビジネスだから、日本人はアメリカでサインが出来ないし、製品を手に入れる事は出来ない。
もう使うこともないとは思うが、一度調べてみて、アメリカに行く時に手に入れてみても良いのだが。。。
いや。そもそも。
よい技術ならその会社が独占し続ける事は難しい。
他社にも同じような技術はないのだろうか?どうなんだろう?
年を取ると誰もがたるみは気になるだろうから、必ず答えを探そうとする動きがあるだろうとは思う。
真皮の空洞化について、資生堂から論文が出ていた。
https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000001958
真皮が空洞化する事で、大きなたるみが出来るのだが、その原因は汗腺の萎縮によるものだということだ。
汗腺が委縮して脂肪に置き換わってしまうというお話は読んでて怖いと思った。汗をかく必要がなくなって汗腺がなくなれば、お肌はキレイになるのでは思ってしまっていたが、いやいや汗は生涯出し続けた方が良いという話なんだ。
ビックリ!
そういう意味でも、生涯なんらかの運動を続けることは重要だと思う。
NHKのトリセツショーでも、汗腺の回があったのでここに貼り付けておく。
https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pnR8azdZNB/bp/p8z1RPeQly/
たるみの話しは、知っていると知らないでは大きな差ができてしまうので、自分で調べておいた方が良いだろう。
年を取ると若い時ほど顔の作りは気にならない。
健康かどうか、幸せかどうかの方が重要だ。
そういう意味においては、みかけが違うと、周りへの幸せの発信力も違うことになる。
健康で幸せに見える事は周りを幸せにする1つの能力かもしれない。
今の長寿時代にいい結果を出して良い発信をする人が増えていって欲しいと思う。
たるみの調査はまだ続く