新型コロナで2020年1月の大会以降、どんどんと開催中止となって、それからはランナーとして頑張っていた時とはうってかわり、ほとんど走らなくなってしまった。
体型管理において自分で言うのは恥ずかしいことだが言っちゃうと、全くと言って良いほど体型は変わっていない。普通の人がやってしまいがちな過体重なのにダイエットのために無理して走って、結果的に膝を壊すようなこともなく、今すぐにでもある程度の距離を走りだすことができるぐらいだ。(このいやらしい表現!どんだけ自分のことが好きやねん!)
ただ、昔と同じようなテンションで3時間半を切ることを目指せるかというと、それはなくなってしまった。おそらく、何の工夫もなければ、サブ3.5という目標設定は二度とないだろう。
諦めたというよりは魅力を感じてはいないというのが正直な気持ちだ。
今、魅力を感じているのは、何歳まで走れるのか?ということ。
そのために何を考えれば良いかということ。
僕なりの答えが見つかったので、少しずつ練習を再開することにした。
まずは、3月から4月にかけて、15〜20kmの3つのコースを選び、気づいたことを常に頭において走ってみた。
今日は3つのコースについて紹介し、自分の気付きについては別の日に書くことにした。
(1)(2)は神戸市中央区の三宮スタート、三宮ゴール。三宮にある日本酒の旨い居酒屋で打ち上げるため。
(3)三宮スタートで明石に向かって走り、明石市大蔵海岸にある龍の湯までのワンウェイ20km、着替えの荷物を背負ってのランになる。
コインロッカーに荷物を預けて身軽に走るのも良いし、最小限の荷物を背負って明石の龍の湯で汗を流してから、うおんたなで打ち上げるのも良い。
(1)三宮から神戸空港を往復 20km
三宮からみなとのもり公園を横切る。神戸大橋では神戸港を一望できる。
ポートアイランドに着いてからは、しばらく何もなく地味だがとても走りやすいコースが続く、T字を左へ(東へ)曲がって、神戸どうぶつ園を越えてから大通りを右へ(南へ)曲がる。
神戸スカイブリッジが見えてくる。
ここはとんでもなく気持ち良い!高くて眺めも良い。高所が苦手な僕も好きな場所。
橋を渡って、右へ(西に)曲がると神戸空港がある。
神戸空港ではゆっくり休憩できる。水分補給ももちろんだが、展望台から旅客機が見れるので、行ったらしっかり時間を取ることをおススメする。僕のような旅行好きに神戸空港は特別な空間。自然とテンション上がる。
さらに空港から約1km先に(西に)ある人工のビーチはとても美しいので、できたらビーチまでは頑張りたいところだ。
帰りは来た道をそのまま戻るので、迷う人はいないだろうし、もし万が一、体調に変化があれば、走らずにポートアイランド線を使って戻るという手もある。
(2)三宮からポートタワー、モザイク、ノエビアスタジアム、鉄人28号、花隈城址、三宮 15km
ポートタワーはリニューアルしてきれいになった。展望台ができたらしいがパスして、モザイクに向かう。
大型の観光船やドックに入ってる潜水艦が見れる。
その後はノエビアスタジアムまでは神戸マラソンのコースと重なるが、特筆するところはない。スタジアム回りは1周700mのランニングコースになっているので、是非くるりんぱして欲しい(笑)
スタジアムを出たら右へ(西へ)そのまま神戸マラソンのコースを走る。
左手にあぐろの湯が見えたら次の大きな交差点を右へ(北へ)、国道2号線を越えて、鉄人28号を見てから、鉄人28号前交番を右へ(東へ)、JR沿いに走る。どこでもいいので、途中、JRの北側に曲がってから花熊城址で休憩して三宮に戻る。
淡々と書いたが、割といいコースだった。
特に後半はしっかり走れるので、元町までは残ってる足をいっぱい使ってスピードを上げた方が良いと思う。
(3)三宮からJR沿いを走り、途中から2号線を使って明石まで走るコース 21km
三宮からスタートするが、鉄人28号までは見るものもなく、そこから須磨まではごく普通の国道風景。須磨は水族館が建て替わっただけでなく、海岸周りを一新させてとても気持ちの良いところになっている。素通りするのも良いが、エイドとして使ってみるのも良いと思う。
垂水駅の手前で神戸マラソンのコースのように海側の道路に入り海神社(わたつみじんじゃ)の前を通るようにコース取りすると、曲がった瞬間、いきなり明石海峡大橋が遠くに見えてくる。
なかなか素晴らしい。
どんどんと大きくなってくる明石海峡大橋を目指して走る。
間違えてはいけないところが、太平の湯で施設に沿って海側に進路を取ること。
さらに大きくなった明石海峡大橋が見えるので、海を左手に見ながら一気に走り切ると、これがまた気持ちいい。
明石海峡大橋を越えてから、まあまあ残っているのがこのコースの味噌。3kmくらいかな(笑)
龍の湯までしっかり走り切ってゴール。
当たり前だが、どのコースも1人で走るよりは、誰かを誘って走った方が楽しい。
お話ししてると、単調なところもおもしろく走れる。もし1人なら、単調なところはインターバルのようにスピード上げてみると良いかも知れない。
今度やってみようかな(笑)