尿は大切?

尿は大切?

前回の投稿でオシッコについて書いた後、自分がいつ尿意を感じるかについて、考えてみた。

しょっちゅう水を飲む自分だが、食事の時だけでも1リットルの水を飲む。
しかもお酒やお茶は別として水だけで。

その後、トイレに行くのは夜だったら寝る前。昼だったら特に行かない。あえて言えば、外出前にやっておく程度。

それが、不思議なことに。。
外出すると、すぐに尿が膀胱の方に行くのを感じる。
場合によっては30分もたたないうちに、かなりトイレに行きたくなる。
普段は水を飲んで2時間でも尿意を感じないのに。。
動くと。。。

不思議だ!

そもそも尿は腎臓で血液から作られる。
誰でも知っていることだが、その意味まで知っているかとなるといささか疑問ではある。

先日、父親を泌尿器科の先生に診てもらった。
書けば長くなるが書き残しておくことにする。

昨年2月、急に尿が出なくなったので尿道カテーテルを装着させたが、その後のADL(日常生活動作)を考えて、尿管を広げる薬を処方してもらいカテーテルを外すことができた。
ここ最近のことだが、特に体の硬直が激しいので、マッサージの先生に来てもらうようにしたら、尿がさらに出やすくなったようだ。先生のお話しでは膀胱に尿が残りにくくなったということ。さらに、ここのところ、水があまり飲めなくなったということもあって、結果、脱水症状気味になってきていた。
ということで、早い話、尿管を広げる薬をやめる相談をしに行ったわけだ。

先生からのお話しをまとめると、
「前立腺の肥大は150ccほどになっている。かなり大きい。薬を止めても良いが、やめた場合の一日の尿の出を毎日観察すること。もしも、出ない状態が続けば尿毒症を起こし、最終的には腎不全、多臓器不全まで行ってしまう」
とのこと。

そんな!恐ろしい!

なんて!尿は大切なんだ!

ここで、話しを尿の意味に戻すと、
血液には、全身の臓器に栄養素や酸素を運ぶと同時に、体中の老廃物や有害物質を集めて腎臓に運ぶという役割もある。
血液が腎臓に流れ込むと、腎臓の「糸球体」という場所で老廃物や有害物質、余分な水などがろ過されて原尿(おしっこの元)が作られる。
その後、原尿は「尿細管」を通って「腎盂(じんう)」という場所に集められる。原尿には、体に必要な栄養素などがたくさん含まれており、尿細管を通るときに必要な成分が再吸収される。実は、原尿の約99%(ほとんどは水分)がここで再吸収され、残った1%が「おしっこ」として体の外に出されているとのこと。

うーむ。。。

だから、自分の場合、何かきっかけがなければ、なかなか尿意を感じない。すなわち、膀胱に尿が溜まってはいない状態だということなんだな。

腎臓は、血液から老廃物をろ過して体の外に捨てるだけでなく、体に必要な栄養素や水分を戻すという過程を踏むことで、「血液の濃度を調整する」という役目も担っているんだな。

ちなみに、1日に腎臓がろ過する血液は、約150L!
健康な大人では1日に800~1,500mLもの量の尿が作られているとのこと。

もうちょっと調べてみた。
膀胱の平均的な容量は300~400mLほど。そこに、尿が150~200mLほど溜まると、尿意をもよおす仕組みになっていて、膀胱の容量と尿意をもよおす尿量との間には100mLほどの余裕があるため、尿意が起こった瞬間にトイレに行かなくても大丈夫なようになっている。

自律神経には、ストレスを感じるなどの緊張時に優位になる「交感神経」と、睡眠中や休息をとるなどリラックス時に優位になる「副交感神経」があり、排尿の仕組みにもこれらが働いていて、膀胱に尿を溜めているとき(蓄尿)には、交感神経が働いて、膀胱の筋肉(膀胱平滑筋)は緩みつつ、膀胱の出口の筋肉(内尿道括約筋)はギュッと収縮して尿が外に出ないようにしているとのこと。
一方、トイレに行って排尿できるようになると、脳が「おしっこを出してもいいよ」という信号を膀胱に送ると、今度は副交感神経が働いて、膀胱本体の筋肉は緊張し、膀胱の出口の筋肉は緩んで、尿が尿道へと押し出されて排尿される。

なるほど~!
尿のこと、よくわかりました。

この排尿について、僕の場合は、以下の2点がとてもマズい!
1つ目は、水を見たり、トイレの便器の前に立つと、猛烈に出したくなる。500ccほど溜めてしまった時、寸前で少しだけだが漏らしてしまったことが一度あった。
2つ目は、先に書いた通り、家にいると感じない尿意だが、動き出すと何故かすぐに尿意が迫ってくる。

何故なんだろう???

長くなったので、これらの問題は改めて調べてみることにする。
今日はこの辺で!

続く~(笑)

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