私に起こった急性硬膜下血腫かも知れない出来事とは何か?
場所は自宅
時間帯は昼間
一体どうやって頭に衝撃が加わることになってしまったのか?
酔っぱらって階段から落ちて頭を強打した?
No!No!
庭の木を伐採してて高い所から落ちた?
No!No!
上から重い物が落ちて来た?
No!No!
どれも起こりそうだが、今回は違う。
厚生労働省の「人口動態統計(確定数)」(2023年)によると、家庭における不慮の事故で亡くなる人は年間約1万6千人、うち65歳以上が約9割(写真)
なんと!
2023(令和5)年に交通事故で亡くなった3,573人の約4.5倍の人が家庭内の事故で亡くなったということか?
死因としては「不慮の溺死及び溺水」が家庭内事故の約4割を占め、浴槽での事故死が最も多くなっている。
中山美穂さんの事故も記憶に新しい。
入浴中の急死には、浴室内外の気温差が引き起こす「ヒートショック」で心筋梗塞や脳卒中等を発症し、病死するケースもあり、高齢者は入浴時の寒暖差にも注意が必要ということだ。
統計学は常に正しい。
自分の年を考えたら、ほぼほぼ家で亡くなると言う事だな。
家族のためにも準備しておかないといけないな。
さて、自分の事に話しを戻すと、
どうしてそういうことになったか?
実は、何日も何日も長い時間かかって庭をきれいにするために頑張っていた。
それが遂に!やっと完成!
喜んで立ち上がったら、そこが家の出窓だった。
ガーン!
余りの衝撃に、家の中にいた嫁が外に飛び出してくるぐらい。。。
めっちゃ痛かった!
でも、痛いだけで大丈夫の様だった。
どんだけ石頭やねん!
笑い事ではなく、火花が出るどころではなく、その場でしばらくうずくまってた。
次の日、後頭に巨大なたんこぶが出来ていた。
頭痛も吐き気もなく、やはり大丈夫のように思えた。
友人からは「1ヶ月は注意するように!」とアドバイスをもらった。有難い事だ。
加えて、5日ほどして全く不思議なことに、打ってもいない前頭の半分(後ろ頭側)の皮膚に触れると痛かった。
なんで?
触らないとなんともなかったのだが、、、
数日でそれも治って、たんこぶはその前に消えた。
もう大丈夫かな?と思いつつも友人の言葉をいつも頭に置いていた。
ランニングは控え、頭を打ってから15日目にそろりそろりと走るのを始めた。
それからはあまり気にせずに毎日を過ごしていたが、少し気になることが出てきた。
頭が時々くらくらする。
しかし、くらくらが続いて、どんどんひどくなって行ってるわけではなかった。
衝撃で首がやられてそうなることがあるのはわかっていたので様子を見ることにしていた。
ただ、一度はきちんと診てもらおうとも思っていた。
頭を打ってから40日目。
両親二人をデイサービスに送り出した後、
脳のMRIを撮ってもらいに行った。
病院に全く行かないので、良い病院を全く知らない。
今回行ったのはネットで調べた個人病院。
行って良かった!
しっかり調べて、丁寧に説明してくれる良い医者だった。
これから頭に不安がある時はここに行く事にする。
さて診断結果だが、結論から言って、全く問題なかった。
頭蓋内の出血なし、硬膜下血腫なし
今、倒れるわけには行かない。
安心した。
脳の専門医を選んで本当によかった!
他にもいろいろ見てくれたので、脳ドックに行ったような、得した気分になった♪
・脳の萎縮は全くなし
・海馬の萎縮もなし
(母のこともあるから特に心配してた)
・大脳白質病変ゼロには医師が驚いていた。
「美しい脳だ!」と褒めてもらった。
大脳白質病変とは高血圧、メタボリック症候群、痛風、喫煙、腎臓病が原因で起きる脳内出血らしいが、全くなかった。
最後に、
・くも膜下出血の主原因の動脈瘤ができる3箇所については、特にしっかり3次元的に見てくれた。
全く大丈夫!ということ
遺伝的なもの、生活習慣病(高血圧、動脈硬化、喫煙、 過度の飲酒)が原因との事だった。
忘れてた。
・鼻もきれいやて。
団子っ鼻やけど。。
鼻の中の話しやろなあ。。笑笑
この検査から、まる3ヶ月経って、何の症状もないということは医師の言葉通りと言う事だ。
ありがたい事だ。