知合いのお父さんが急性硬膜下血腫で亡くなった。私と同じ栄養補給食品を毎日食べておられた極めて健康な70代半ばの方。私が直接、三井温熱を施術したこともあって、訃報を聞いてのショックは私を知ってる人ならわかると思う。
昨年大事な人を失ったショックで生まれて初めて帯状疱疹になったが、生き死にだけはコントロールできない。
生かされていることに感謝して毎日を大切に生きないといけない。
その方、酔っぱらって転落しての事故死だと聞いた。
めちゃくちゃ元気だったとも
急なことへの家族の方のショックを思うと心が痛い。
タイトルに出したが、硬膜下血腫について検索すると、
「硬膜下血腫は通常、外傷性脳損傷により硬膜下腔を横切る架橋静脈に裂傷が生じることによりおこる」とある。
硬膜下血腫のほとんどは急性硬膜下血腫だが、酔って転んだとかドアに軽く頭をぶつけたなど本人も覚えてないような慢性硬膜下血腫もあって高齢者に多くみられる。
続けて、
「急性硬膜下血腫は、強い頭部外傷により引き起こされるため、脳の損傷に伴い、受傷直後から意識障害がみられます。ただし、脳血管のみが傷つき、脳自体の損傷がない場合には、発症初期は意識障害がみられずに、徐々に意識障害が出現してくることがあるので注意が必要です」
と書いてある病院のサイトもある。
発見次第、すぐに手術して血種を取り除かないといけないが、頭を強打して時はその時は症状が出てなくても、密かに進行しているかも?という気持ちで過ごすことが必要である。
急性硬膜下血腫の予後(発症後の見通し)は意識障害の程度と関係しているが、脳損傷を伴うことが多いため、硬膜外血腫と比べると治療成績は悪く、記憶障害、判断力低下などの高次機能障害、運動麻痺などの後遺症を残すことがある。
手術した場合の死亡率は65%と高く、社会復帰できる人は18%と報告されており、予後が非常に悪い外傷である。
おそろしい!
やはり頭部に衝撃を受けない様にしないといけない。
最近は自転車に乗る時もヘルメットを着用するように義務つけられている。道路交通法上「努力義務」とされているが、明記されるようになったことはとても意義があることと思う。
私のように大型バイクに乗る人間からしたらヘルメットを被らないという選択肢はないのだが、頭に衝撃を食らうとどうなるかを調べてみて初めて、もしも交通事故で頭を損傷した時の恐ろしさを知るようになったと思う。驚きしかない。
実は昨年、交通事故ではないが、私にも急性硬膜下血腫になったかも知れない出来事があった。
続く