新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、「免疫」というものが注目されているものの、自分も含めて、実はよくわかっていない人が案外多いと思う。
免疫力は弱いと全くダメだが、強いから良いという訳ではない。
リューマチや膠原病、子宮内膜症、花粉症、アトピーなどの自己免疫疾患で悩んでいる人は、普段でも免疫のバランスの大切さを知っている。
また、今回の新型コロナでは、「サイトカインストームという免疫の過剰反応で呼吸ができなくなること」がニュースで流れていたので、免疫力は強さではなく、バランスであることを感じている人も多いのではないかと思う。言い換えると、成熟しバランスのとれた免疫力こそがウイルスに対して有効であるとも言える。
今日は、このことと深く関係している内容が三井温熱から動画としてアップされたので、ここに紹介することにする。
三井温熱の動画の説明文は以下の通り。
『平成27年(2015年)、半年かけて「温熱器を用いた高温熱刺激に対する生体内変化の検討」と題して、新宿区河田町にある若松河田クリニックと共同研究を行いました。
その結果、定期的な三井温熱療法の施療は、「自己免疫疾患」などに対して有効である可能性が科学的に示唆されました。
今回の動画では、グラフ2に対してできるだけ解りやすく解説します。』
最後に、2020年9月23日の投稿で高温熱刺激療法によって、「免疫細胞の増加」と「自己免疫性疾患に対する有効性」が科学的に示されたことを書いたので、下にリンクと写真を貼っておく。
https://bunsei.net/2020/09/23/post-206/