肝臓の大敵

肝臓の大敵

生まれて初めての帯状疱疹もすっかり良くなった。
今もまだ心的ショックからは立ち直ってはいないんだが、、、
免疫のバランスが戻ってきたのか、それとも、水疱瘡ウイルスに対して、再度免疫を獲得したのか、全くわからない。いずれにせよ。一方的にやられることもなく、右側の臀部と大腿部の一部だけ発症した帯状疱疹。ピークを迎えてからは単純に治癒する方向に。ラッキーだった。そうでなかったら、病院に行かないといけない。医師に任せるのは自分にとって最終手段。できる限り避けたい。医師嫌い病院嫌いなのではなく、「まな板の上の鯉」状態が嫌いなだけで、今まで数人の優れた医師に助けられた過去を忘れたわけではない。

今回のことで、自分の免疫の成熟度が高く、あたかも万能であるかのような勝手な思い込みに対して、大いに疑問を持てたこと自体が大きな収穫だった。

60代なのに20代の時以上に、毎日の生活において朝から晩まで体調の変動を全く感じない、体のどこにも少しの痛みも不調もない状態で暮らしている。
それゆえ、つい日々の価値を感じずに毎日を漫然と過ごしてしまう。

良い警告になった。

どれだけ良い状態でも、生きていると言うことが奇跡、生かされている感謝を忘れないで、日々、目標を持ってチャレンジしないといけないと痛感させられた。

この体験を残そうとブログに書いていると、あることを思い出した。
私がお酒をよく飲むので友人から私の肝臓について心配してくれることがある。

実際、ここ数年で記憶している限り、お酒を飲まなかった日は1日もない。
ご飯を食べるようにお酒を飲む。
日本酒が特に好きなので、常に冷蔵庫には冷えた純米原酒が常備してある。

元々、お酒を飲まない家系なので、若い時はちょっとの量で酔っ払ってしまったが、年々、強くなって40数年、今や年末年始は一升瓶を何本か空けてしまうくらいになっている。
さすがにとめどなく増えていく自分を冷静に分析して、今年から毎日の量を半分以下にすることにした。

効果があるのかないのか、今のところ実感は全くないが、友達の言うことを大切にしたい気持ちから、特別な日以外は量を控えることにした。

さて、ここからが本題。
そもそも、肝臓がやられるのは、
まず、何と言っても肝炎ウイルス。
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染して肝臓がやられた人が一定数いるのは間違いない。

次は、お酒も原因ではあるが、何よりも脂肪肝から肝臓がダメになるパターンだろう。
これは、統計的に判断しているのではなく、いろいろなページを見ていて、直感的にそう思うだけかもしれない。

というのは、私自身、毎日毎日お酒を飲んでいるが、γ-GTPは18~20。
他の数値も問題なし。今も10代のような状態で元気な肝臓ということ?

参考にはならないだろうが、私が常に意識していることをつらつら書いてみると、
(1)運動を欠かさない。激しい運動は続けない。
(2)食事に気を付ける。インスタント、ファーストフード、ジャンクフード、コンビニ弁当は一切食べない。それしかない時は食事を抜く。お酒は純米酒、コンスターチを使わないビール(発泡酒はダメ)、本格焼酎(甲や乙はダメ)に限る。
(3)有機野菜から作られたサプリメント(マルチビタミン、プロテインなど)を摂る。
(4)遺伝子栄養学に基づいたサプリメント(酸化ストレス抑制、ミトコンドリア増強、NAD合成系酵素の遺伝子的スイッチを入れてくれる)のトリオを毎日摂る。
(5)毎日フルーツを食べる。奇跡のフルーツ、モリンダシトリフォリアをジュースで飲む。

この30年間に進化させてきた健康法。

私のはさて置き、脂肪肝についてもう少し書いていくと、お酒を全く飲まないのに肝臓の数値が悪いという、ちょっと理解しにくい病気とも言える。

あるウェブサイトから引用すると、
『脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。食事で摂った脂質は、小腸で吸収され肝臓で脂肪酸に分解され、糖質はブドウ糖に分解されて、小腸から吸収された後、肝臓で中性脂肪に変化します。摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていればよいのですが、脂質や糖質を摂り過ぎていてさらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えられます。
お酒の飲み過ぎでも肝臓に中性脂肪がたまります。これは、アルコールが分解される時、中性脂肪が合成されやすくなるからです。また肥満になると、肝臓での脂肪酸の燃焼が悪くなるので、やはり肝臓に中性脂肪がたまりやすくなります。さらに、極端な食事制限など無理なダイエットをした人も「低栄養性脂肪肝」と呼ばれる脂肪肝になることがあります。』

これを読んでもわかるように、やはり摂り過ぎたエネルギーを筋肉で燃やす生活習慣が必要ということだろう。
他のことを考えても、筋肉の衰えを防止するためにも運動という習慣は持っておくべきだろう。

運動は毎日やる必要があるかと言うと、正直そうは思わない。
週に何度かでも十分だと思う。
但し、毎日の食生活で過剰なカロリーを消費できないのであれば、そこは運動が必要になると言える。
私が提案するのは、1日のカロリーを制限できる食事回数やプチファースティング、食べるものの質の向上によって、簡単に達成できる話だと思う。

現に、今の私は1ヶ月に走る距離は、10kmとかで、多くても50km程度(大会がある時)、習慣的には走っていない。
それよりも、毎日、30回ほどスクワットしたり、3回~10回垂直懸垂したりしている。
要はできることを、どう作っていくかなのだと思う。

ここには書ききれない細かいことはいくらでもあるが、時代が時代なので、薬機法に抵触してしまうから、この辺までに。

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