「皮膚科はあんまり好きやない」(皮膚科に良い思い出がない)

「皮膚科はあんまり好きやない」(皮膚科に良い思い出がない)

すごいタイトル!笑笑
皮膚はどれだけ大切なものか?

温熱療法師の常識として、デルマトーム(皮膚分節)というものがあることは知っていないといけない。
そういった大切な皮膚に関して、残念ながら病院に関しては今のところ良い思い出がない。今日は自分の体験を書いていこうと思う。

もう10年以上前の話。

お袋の頬にデキモノができ悪性ではないかと大騒ぎ、そこで、以前、僕がお世話になった大阪厚生年金病院の形成外科を紹介して、無事に手術で取ってもらった時の話し。

当初、手術もうまく行き、悪性でもなく、また跡も残らないようにしてもらいお袋は大満足だった。
でも、半年後ぐらいに、術後の頬が痛くなって膿んできてるみたいとのことで、もう一度、形成外科に受診に行くと、受付で、皮膚科に回され、消毒して帰された。
まだ少し痛いと言っていたが、それから3ヶ月して、やっぱり膿んでるという。
あまりにおかしいから、もう一度、厚生年金病院に行かせて、形成外科を受診するように言ったのだが、受付で皮膚科に回され、それに異議を言えるお袋ではないので、またまた皮膚科に。

そして、同じように診てもらって消毒して帰された。

それから、3ヶ月しても痛みは続くし、膿みが止まらないという。

やっぱりおかしすぎるので、今度は一緒に行くことにした。厚生年金病院の受付で「絶対に皮膚科には行かない!形成外科で診てくれ!」 と言うと、なんとか形成外科で診察してもらえた。
なんでこんなんだろう?
大阪厚生年金病院だけ?
不思議だが、そう言うシステム???なのか???

結論、
手術した頬に、縫合糸が残っていた。。。

残した形成外科の担当も悪いが、
2回も診察した皮膚科の先生は一体何なんや!

てな話し。
もう一つ、うちの近くの「最悪の皮膚科医」のことも書いておこう。

自分の住む街、駅のすぐ上に唯一の皮膚科がある。

皮膚科は行きたくは無いが、どうしても行かないといけない事情ができた。行く限りはこんな田舎ではなくもっと街の皮膚科に行くべきだった。判断を誤った話し。

何年前でも思い出すとまたムカついてくる。
さてさて何から書く?
まずはどこが悪かったか?そして、どうなったかの順?

場所は小指。

庭いじりをしていて、トゲが刺さった。
それもものすごく小さいトゲ。
目では全く見えない。
10倍の虫眼鏡でも見えない。
20倍で見てもよくわからない。

あきらめて、放置しておいた。
大体トゲは3ヶ月もしたら抜けると書いてあるのが多かったので、3ヶ月どころか5ヶ月耐えた。
でも、痛みが取れない。我慢の限界を超えたんだろう。
どうしても、すぐに取ってもらいたくなった。
検索すると、「トゲは皮膚科に行け!」とある。

困った。
皮膚科だ。。。

まずは、一番近い、◯口皮膚科に電話をしてみた。
状況を正確に伝えると、「来てくれ!」ということなので、とにかく行ってみることにした。

医院に着くと、初診の申し込みを書くと、すぐに通され、診断してもらった。
やり取りはこんな感じ。

僕「5ヶ月前に庭作業をしていたら、トゲが刺さったようで、普段は痛みを感じないのですが、柔らかいタオルやハンカチのようなものを掴むとツキッと刺さっているのを感じます。あまりに長いので。」

◯口「そうですか?ちょっと診ましょう。」
と言うと、この医師、ルーペも何も使わずにただただ小指を眺めるだけ。

???とは思ったが、、、
答えは、
◯口「トゲは見えませんね。」

僕「一応、うちにある10倍と20倍のルーペで見てみたんですが、小さくて見えないんです。」

◯口「・・・」

僕「でも、確かに何か刺さっているようなんです。」

◯口「本当にトゲが刺さっているかどうかは、小指の皮膚を全部はがしてみればハッキリしますよ。」

僕「??」

◯口「はがした皮膚を顕微鏡で見るんです。」

聞き間違いかと思ったが、聞き間違いではなかった。

僕「先生、私はトゲを取ってもらいたいのであって、トゲが刺さっていることを証明してもらいたいんではないです。」

◯口は刺さってるかどうか怪しいもんだという顔つきで、
「どうしてもトゲが刺さってると言われるなら、50倍の何とかスコープで見ればハッキリするでしょう。」
「でも、うちにはありませんから!」

僕「どういうことですか?」

◯口「とにかく診れません。」

僕「わかりました。ありがとうございました。」

こう言って、3割負担の800円ほどを払って医院を出た。
なんだか気分が悪い。
どうも皮膚科とは相性が悪い。
「こんな思いをまた別の皮膚科でするのか。」
そう思うと、さらに気分が悪い。

大体、症状をちゃんと電話で伝えたのに、こんな対応だから。
どこの皮膚科に行っても同じやと。。。

家に帰る途中、思い出した。
「そうや!前に髪の毛の生え際をチェックするためにパソコンに付けるタイプの50倍のスコープを買ったんや!」

家に帰って探すと、「あった!あった!」

右手は針を持ってトゲを外せるように構える。
スコープを口にくわえながら左手の小指を這わせる。
目はパソコンの画面をしっかり見る。
このスタイルで探すこと、約1時間。

トゲがあった!見つかった!
細〜い!小さ〜い!
自分一人でやったから姿勢取りも難しく時間がかかってしまったが、とにかく見つかった。

良かった!
ホンマに良かった!

「皮膚科はあんまり好きやない」はまだまだ続きそうだ。

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