先週、下血し救急車で緊急入院した母親。
出血はあの時だけだったようで、半がゆ、全がゆと柔らかい食事も摂れるようになった。点滴の合間に輸血もしてくれたとのことで、呼吸がとても安定している(ゼーハーがなくなっている)。
出血箇所を特定する腸内カメラを挿入する検査は下剤2リットルが必須なので医者の判断でやらないことにした。僕もそれが一番良いと思っている。
いつ退院してもいいとのことだが、その代わり、病院と同じ建物の階上にある老健(介護老人保健施設)に入ることにした。期間はまずは1ヶ月。最大3ヶ月までいられるらしい。ただし、母にいつも負荷をかける父が寂しがるので、どこまで我慢できるかは父親がキーポイント。
母親に「今回の下血と出血箇所を特定できないこと、そして、老健での様子見」を話すと、「ゆっくりさせてもらうわ!」との嬉しそうに話す。どうやら、父親の思惑「帰りたがってる」とは全く反対の「帰りたくない」ということだ。
そらそうだ。父親はどれだけ手間がかかっているか、そのことで母親が今までどれだけ気を使い続けているかなんて、父親は知る由もない。いや。全く考えられないのだ。
母親の体温が下がって、救急車を呼ぶ判断をするまでの2時間。温熱をやり続けている間も、「僕は寝てくる」と言って、自分の部屋で寝ていた父親。言葉にならない。。。
とにかく母親を老健に入れて、これで安心!やっと、前向きの仕事ができる。この1週間はまさに緊急度の高いフォロー系の仕事だけをやって繋いでいたが、ホンマやっとこさだ。
ということで、やっとS60を開梱できた。
写真の通り、スペーサーになっている箱を取ると、製品自体はとてもコンパクト。新しいボイラーは小さく、持ち運びもよさそうだ。
早速、施術用のベッドを出して敷いてみる。
折りたたみベッドのサイズは70×185cmなので、こんな感じになる。施術するのにはピッタリだ!
付いていた説明書は2つ。1つは新ボイラーの説明書(aとする)。もう1つは先日開梱したS85と旧型ボイラーのものと同じ説明書(bとする)。もし、S60と新ボイラーの組み合わせしか買っていない人がbを先に読んでしまうと困ることになるだろうな。aを先に読んでおくと、これは旧ボイラー用の説明だという部分を省いて読んでいくことができる。
さて、セットして、電源ON。水不足のブザーが鳴る。とても小さい音だ。騒がしいところに設置する時は注意が必要だ。
説明書では1.2リットル入ると書いてあるが、500ccくらいでいっぱいになった。それで、何度か高くボイラーを持ち上げながら注水したら、なんとか1リットル入った。これで水は足りたようなので、温度を50℃にセットしてまずは使ってみる。15分程度で正確にはわからないが良い温度になっている。実際は施術30分くらい前にオンしておいた方が良いかもしれない。これについては、これから何度か使って確かめることにする。S85+旧ボイラーより早く温まる気がする。
騒音だが、水を入れて最初の温まる段階では音は聞こえていたが、途中から音がしなくなった。静寂とは言えない環境でセットしたので、騒音レベルを測れなかったが、少なくとも旧ボイラーと同じそれよりは低いレベルであると思う。次回、静かなところで測ってみたい。
スイッチOFFにして30分くらい経ってから、ボイラー内の水量を確認したが、網目の内側に水があって、これ以上入れる必要は今のところないようだ(網目より上に入れると故障の原因になると書いてある)。ジャスト1リットルで良い感じということだ。何度か使って適正な量であったかを確かめることにする。
準備完了!やった!